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創業の想い

なんだ、未来ってこうやって考えればいいのか、面白いじゃん!
2006年のこと、ビジネススクールで学んでいた私が「これはすごい」と感動したのが『未来学』でした。
あれから約20年。今日に至るまで、ずっと未来を探究し続けてきました。

なぜ、私が未来について強い関心を持つようになったのか?というと、きっかけは環境問題に取り組んだことでした。

環境活動家である両親の影響で小学生から東京湾三番瀬埋め立て問題や、渡り鳥の保護に関わり、大学では「環境経営」をテーマに研究。卒業後は環境保護を目的に総合商社に入社しました。しかし、企業内で活動することに限界を感じ、2002年に起業。その後は経営者として様々な事業に取り組みつつ、アクティビストとして環境保護活動を続けてきました。

人生の大半を環境保護活動とともに歩んできたわけですが、この問題に取り組むにあたっては、数十年先のことも含め長期的な視点で考える必要があるため、自然と未来について探究するようになっていったのです。

もちろん、会社の経営を考える上でも、組織の数年後、数十年後についてはつねに考えなければなりません。
環境活動家としても、経営者としても、未来を探究する重要性を感じた私は、『未来学』に加え、ありとあらゆる経営学も学んできました。MOTを取得し、イノベーション論やアントレプレナーシップ論、組織論、リーダーシップ論、プロジェクトマネジメント論などなど、好奇心のおもむくままに。

しかし、どの学問も必要十分ではないように感じました。
この部分はいいけれど、ここが足りない。この手法を知れたのはよかったけれど、この部分はさほど必要ない、というように。
そこで私は自らの環境活動経験と経営経験をもとに、これまで学んだものの中から必要なものだけを選び、体系立てる、ということを始めました。

19年間の研究と実践を経て、冒頭で触れた『未来学』をベースに、「未来を探究する考え方」、「未来を創るための技術」、そして「未来を楽しむ心の在り方」を一つの学問として確立。
そうして生まれたのが『未来探究学』です。

さらに、『未来探究学』を開発する過程で子どもを授かったことで、私の未来に対する想いは、より一層強くなっていきました。

この子が80歳のおばあちゃんになる頃、2100年の日本は、どうなっているだろう。
どんな新しい技術が生まれていて、どんな暮らしをしているだろう。

お父さんは、その景色を一緒に見ることはできないけれど、
一緒にこれからの未来を創ってみたい。

次の世代を担う子どもたちの生きるこの世界が、
もっと楽しく、もっと幸せなものであってほしい。

子どもと過ごすうちにそんな想いが生まれ、やがて『未来探究学』を日本中、世界中に広めたいと考えるようになりました。
この学問を知っていれば、大人も、子どもも、みんなが幸せに生きられるようになる。
どんな変化も楽しみながら、自分の力で自分の未来を切り拓けるようになる。
そう思ったからです。

そんな私の想いに深く賛同してくれたのが、大学院時代の同級生だった澁谷さん。
――よし、日本の未来をより良くするために、一緒にこの『未来探究学』を広めよう。
澁谷さんがそう言ってくれたことで、私の構想はどんどん形になり、2024年3月に同じ想いを持つ二人でクアエシトール株式会社を創業しました。

クアエシトールとは、ラテン語で「探究する人」のこと。
言語として長い歴史を持つラテン語に、この学問がずっと続いてほしいという想いを込めました。

最後になりましたが、創業者である私がお伝えしたいのは、
「自分の未来を変えることができるのは、自分だけ」だということ。

どんな明日を迎えてもいいし、数年後、数十年後にどんな人生を送ろうと、その人の自由です。
ただ、自分の在りたい未来は、自分で創ろう。
どんな未来も、自分で創ることができるのだから。

さあ、今日もみんなで未来を探究しに行きましょう。

未来を覗こう、創ろう、楽しもう。
未来の可能性を、解き放とう。

クアエシトール株式会社 共同創業者
プロフェッショナル・フューチャリスト
江口耕三